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イスラム玉の王様
多くのベネチアなどのヨーロッパ玉や、近年のモーリタニアやガーナなどのいわゆるトレードビーズとは異なった歴史を持つトレードビーズがイスラム玉です。7-13世紀頃に中近東で作られたのでこの名があります。アフリカには、サハラ砂漠を越える交易で持ち込まれ、砂に埋もれていたものが多いようです。
この一連はマリの古都トンブクトゥーからもたらされたもの。イスラム玉と言っても、実際にはビザンチンやササン朝などまで遡れる玉も混じっているようです。
この一連の玉は非常に状態も良く、とても千年以上、古いものだと1500年も経過したものとは思えない輝きをとどめています。
画像をクリックすると拡大写真が表示されます。かなり大きいですが、ご堪能ください。好きな方なら垂涎ものだと思います。
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