イスラム ギザギザ模様 西アジアタイプ大

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約千年前のイスラム玉です。黒地に黄色でギザギザ模様(波模様)が描かれたトンボ玉で、現在のイランなど西アジアで多…

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説明

約千年前のイスラム玉です。黒地に黄色でギザギザ模様(波模様)が描かれたトンボ玉で、現在のイランなど西アジアで多く見つかるタイプです。サハラ砂漠を渡る隊商によって、当時のマリ帝国にもたらされた玉だと推測されます。
かなりの大玉ですが、穴のサイズもご覧のように非常に大きなものになっています。製法としては、板状のガラスに模様をつけ、それをそのまま丸く曲げたもののようです。そのため穴が大きくなったのでしょう。
実際には真っ二つに割れた玉を、いつの時代かわかりませんが漆喰のようなもので接着し、修理したようです。瞬間接着剤のなかった当時はべったりと接着剤を付けざるを得ず、その部分で左右に少しずれが生じていますが、これもまた時代の生き証人です。
穴の周囲はすり減っていますから、かなり長期間にわたって実際に使用された玉であることがわかります。

code: ib004